当校では、東日本大震災の被災校として経験を語り継いでいくことを目的とした行事を行っています。
今年は、1月5日に石巻赤十字病院の吉田るみさん(災害医療研修センター課長)を講師に迎え開催しました。
当時の病院・避難所等での活動や看護師としての役割・思い、さらに、中・長期的な赤十字活動など、貴重な経験を聞くことができました。災害時はもちろん、広い視野で物事を考え看護ができるよう、期待を込めたお話もいただきました。学生の皆さんからは真剣に参加する様子が感じられ、3年生の代表からは、令和6年能登半島地震に触れながら、日頃から災害看護について知識・技術を備えておくことの必要性と今後も学んでいきたいと発表がありました。
今後も、国内外における赤十字活動の要員として貢献できる人材の育成に向け、日々の看護教育に努めていきたいと思います。