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11月18日(土)、職員の防災意識の高揚や災害対策マニュアル・業務継続計画(BCP)の検証を目的に大規模地震が発生したという想定で災害訓練を実施しました。コロナ禍では限定した診療エリアのみでの訓練でしたが、今年は4年ぶりに全ての診療エリアを開設しての訓練となり、総勢約420名の職員や関係者が参加しました。
今回の訓練は、実災害に近い形で行うため事前の資機材等の準備は一切なく、参加者は発災後から災害対策マニュアルやアクションカード(行動を促すための事前の指示書)をもとに、各エリアの立ち上げや役割分担、トリアージタグの運用について検証しました。
訓練後はエリアごとに反省会を行い、「備品が足りなかった」、「人員が足りない時の応援体制はどうするか」など、より具体的な課題が抽出されました。今回の訓練結果をもとにマニュアルやアクションカードを改訂し、災害時に対応できる体制を構築できるよう今後も努めてまいります。
▲職種関係なく協力して簡易ベッドを組み立てる黄色(中等症)エリアのスタッフ
▲アクションカードを確認しながら準備を進める小児センタースタッフ
▲傷病者の症状や状態を診ながら治療の優先度を決めるトリアージスタッフ
▲患者の問診を行う緑(軽傷)エリアの看護師
▲次々と模擬患者が搬送されてくる赤(重症)エリア
▲緊迫した雰囲気の対策本部
▲訓練終了後にはエリアごとに反省会を実施
Ishinomaki