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10月10日(土)、新型コロナウイルス禍での大規模災害発生に備え石巻・登米・気仙沼二次医療圏合同での災害保健医療対応訓練を実施しました。
今回の訓練には、石巻・登米・気仙沼の各保健所をはじめ、各市町村の保健師や当院の救護班、石巻薬剤師会など総勢約230名が参加。訓練は、県内で新型コロナウイルス感染患者が多数発生している中で大規模地震が発生、各市町村で避難所が開設されているという想定で実施されました。石巻赤十字看護専門学校の各教室を避難所に見立て、保健師や救護班が避難所のアセスメントを実施、避難所ごとの避難者数や医療ニーズの把握、コロナ感染疑い患者のスクリーニングなどを行いました。また、各保健所に設置された保健医療調整本部と各市町村との情報共有体制をweb会議により初めて検証しました。
今回の訓練を通じて市町村ごとに反省点や課題が浮き彫りになりましたが、この反省を活かし、迅速に対応できる体制構築や保健・医療の連携体制の強化に今後も努めてまいります。
避難所に見立てた看護学校の教室。
石巻赤十字看護学校と福祉大の学生156名が避難者役として参加しました。
症状のある避難者には検温や流行地域への 往来について聞き取りし、
コロナ感染疑い者かを選別します。
石巻保健医療調整本部では保健所長と災害医療コーディネータが連携。
各市町の課題はweb会議やD24H(各支援チームが収集した情報を閲覧できる)システムにより
共有し県庁との調整を行った。
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