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臨床工学技術課には、臨床工学技士が在籍しており、主な業務としては人工呼吸器、血液浄化装置、補助循環装置、ペースメーカ等の生命維持装置を含む医療機器の操作および保守点検を行い、安全で質の高い医療の提供に貢献しています。
血液浄化センターで行われる透析や重症病棟で行われる各種血液浄化療法を行う血液浄化業務、院内で使用される医療機器を管理する医療機器管理業務、心臓カテーテル検査の立ち会いやペースメーカ関連の管理を行う循環器業務、内視鏡検査・治療で使用される機器の管理と介助を行う内視鏡業務、重症患者に使用されることのあるECMO、IABP等の補助循環装置の管理や、低侵襲手術ロボットダヴィンチや内視鏡手術に使用される機器の管理などを行なっています。業務内容は多岐にわたり、管理している医療機器は2,000台を超えます。また、医療機器の安全使用を目的とした研修会を行い、スタッフ教育に取り組んでいます。急患や医療機器トラブル対応のために院内待機体制をとっています。院内活動では、医療安全や感染管理チーム(ICT)や呼吸サポートチーム(RST)等で、他職種の医療スタッフと連携して活動しています。
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2018年 |
2019年 |
2020年 |
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血液透析 |
21756 |
18943 |
16983 |
血液濾過透析 |
3515 |
2979 |
2635 |
CRRT |
368 |
264 |
288 |
血漿交換 |
9 |
15 |
16 |
エンドトキシン吸着 |
28 |
17 |
12 |
腹水濾過濃縮 |
18 |
10 |
21 |
PM関連デバイスチェック |
1779 |
1824 |
1689 |
PM関連デバイス植込み |
171 |
160 |
128 |
IVUS |
282 |
250 |
229 |
FFR/IFR |
147 |
194 |
135 |
アブレーション |
36 |
51 |
68 |
自己血回収装置操作 |
89 |
68 |
64 |
ラジオ波焼灼療法 |
61 |
52 |
39 |
PCPS |
13 |
17 |
22 |
IABP |
29 |
39 |
15 |
SERVO-U、Servo-i、V60、HumimingVue、インファントフローSiPAP、オキシログ3000プラス、オキシログ2000プラス、パラパック200D
TE-LM700、TE-LM835A、TE-161S
TE-SS700、TE-SS835N、TE-331S、TE-371、TE-361
SCD700、SCDエクスプレス
ハートスタートXL+、ハートスタートMRx、DFM100
DS-8100、DS-7110、DS-8400、DS-8007、DS-8700、LX-7230、LX8300、 MX400、MX450、MX500、MX700、MX800、MX750、MX40、X2、X3
MS-008
インキュi、デュアルインキュi、インキュアーチ、C-2000、INFA WARMER i
Carestation650、エスパイアView
CATSmart
SP-200、UNIMO
DCS-200Si、DCS-100NX、DBB-100NX、DCS-27、DBB-27、DCG-03、 DAB-50、DAD-50
TR55X-Ⅱ、ACH-Σ、ACH-Σplus
Care Link smart Sync、ケアリンク2090W、リナミック、 LATIAUDE Programming System、Smart Touch、Marlin Patient Care System
POLARIS、VISVI CUBE、OPTIS
POLARIS、CORE MOBILE、ニプロDCA
イーピーワークメイトシステムClaris
CARTO3、Ensite Velocity
Emprint Ablasion System、Cool-tipRFAシステム、RF3000
この仕事を目指すきっかけは、知人が透析をしており、透析について調べたところ「臨床工学技士」という職業が関わっていることをしったことです。調べると透析以外にも機器類に関して幅広く活躍していると知り、理系は得意ではなかったのですが、興味を持ちました。循環器ではペースメーカーチェック時に機械だけでなく、「機械を通して患者さんを診ている」という認識をきちんと持たなければいけないなと実感しています。学生の間は、いっぱい勉強してください。仕事を始めると、知っていて当たり前で仕事をする上でさらに勉強していかなければいけないことがたくさんあるので。もちろん、たくさん遊ぶことも忘れずに!
工業高校出身の自分の技術や知識を生かせると感じたため、この仕事を目指しました。医療の現場で仕事できることに満足しています。医療機器の修理や不具合への対応など、自分たちにしかできないことをした時が一番やりがいを感じます。臨床工学技士に関わらず、病院ではさまざまな職種の人たちと関わることが多く、コミュニケーションが大切になってきます。学生の間に、バイトやいろいろな奉仕活動に参加しておくといいでしょう。
私たち3人は宮城県出身ではないのですが、県外出身者が多数在籍していることもあり、疎外感など感じる事無く、石巻という土地でやりがいを持って働くことが出来ています。今はそれぞれMEセンターと血液浄化センターに配属されて業務を行っていますが、所属部署での業務だけではなく、多くの先輩方が兼務を行っているのがこの部署の特徴だと思います。
また、先輩とは仕事上の付き合いだけではなく、サークル活動などの馴染みやすい環境があり、より充実した生活を送ることができています。
社会人になると楽しいこと以外に、大変なことや苦しいことが多くなってくると思います。学生のうちに学校の友人、アルバイト先の仲間達などと、働いてから後悔しないくらいたくさんの思い出を作っておきましょう。きっとそれが働いてからの糧になってくれるはずです。
最後になりますが、就職先の病院や場所に悩んでいる方、是非一度病院見学に来てみてください。優しくて頼もしい先輩方が皆さんを歓迎してくれるはずです。