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リハビリテーションというと体を動かした訓練のイメージが強いかと思いますが、疾患についての学習、食事指導や禁煙指導といった生活指導、内服薬の管理・指導、療養上の相談などを包括的に行う事が心臓リハビリテーションと言われています。
狭心症、心筋梗塞の患者さんが心臓リハビリテーションを行う事により、行わなかった場合と比較して、心血管疾患による死亡が26%、再入院が18%低下することが、今までの研究から明らかになっています。
当外来では心臓リハビリテーションを行う事により快適な社会生活を長く続けることが出来るようにサポート致します。
当院で行うリハビリテーション(保険診療:発症後150日まで)
当院では心筋梗塞や慢性心不全の増悪で入院された患者さんを対象に、外来で退院後約3ヶ月のプログラムで心臓リハビリテーションを行っています(週1回、1時間)。
約30分の準備体操、ストレッチ、軽度の抗重力トレーニングを行います。引き続き、約30分の有酸素運動をエルゴメータを用いて行います。
リハビリテーションを行っている間に、看護師より生活の様子を聞き取り、指導を行っています。入院中に行われた栄養指導などが反映されているか、リハビリテーションプログラムの中で再度栄養指導を家族同席で行っています。
社会活動への参加が出来るようにリハビリテーションを行っております。必要時は社会福祉サービスなどのご案内やご利用のお手伝いもしております。
InBody®を用いた体組成成分の分析を行い、体水分量の測定、骨格筋量、体脂肪量の測定を定期的に行っています。
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Ishinomaki