TEL
人を大切にし、信頼される看護を提供します
石巻赤十字病院では、「世界一強く、そして優しい病院」を目指しています。患者さんにとって優しい病院とは、赤十字の理念でもある「人道」を礎に人を大切にし、信頼される医療・看護を提供することだと考えます。患者さんの思いに寄添い、多職種の方々と協働し、その人らしく生きるための支援を行うことが、信頼される看護に繋がることと考えます。
また、働く職員にとっても優しい病院でありたいと願っております。安心して働ける環境とは、一人ひとりが大切にされていると感じられることです。個が尊重され、価値を認められることで安心感が生まれ、ひとは成長出来るのだと考えます。職員一人ひとりが自己の能力を十分に発揮でき、自分らしくやりがいを持って働くことができる職場の実現を目指しています。
誰かのために何かをしたいという熱い想いや自分自身を奮い立たせる看護師としてのプロ意識を持ち、仲間を信頼し協力関係を築ける人材。
当病院は県北医療圏の三次救急病院として、断らない救急を掲げ、救急センターを設けています。私の所属する救急外来では、救急車受け入れや直接来院される方の対応のみならず、血管治療部門なども担当しています。また、病院前より治療介入できるよう、石巻医療圏中心にドクターカーの運用もしています。地域の最後の砦という自負を持ち、命の現場からその人がその人らしくいられるように関わることができることを目標に日々模索しながら奮闘しています。経験豊かなスタッフとともに、救命に尽力することにやりがいを感じ、充実した日々を過ごしています。
私の所属部署は、地域周産期母子医療センターと婦人科の混合病棟で、女性のライフイベントに広く関わります。私は主に妊婦健診や分娩介助、新生児ケア、育児指導を行っています。外来からかかわる妊婦さんが元気な赤ちゃんを産み、育児に慣れ幸せそうに退院する姿を見るとやりがいを感じます。中にはハイリスクな管理を必要とする方もおり、時には多職種と連携しながら適切なケアが出来るよう奮闘しています。また、看護学校が併設されているため実習を通して学生と共に初心に戻りながら患者さんと関わることが出来るのも魅力の一つです。
私は産業保健師として、産業医のもとで職員の健康管理を担当しています。主な業務は、健診の調整や受診奨励、予防接種の調整や接種の奨励、復職支援です。職員の皆さんが元気に楽しく働けるよう、健康管理や環境づくりに努めています。産業医と保健師が常勤で在席しているのは当院の強みと思っています。職員の健康管理担当は職員の皆さんのサポーターです。一人でも多くの職員に気軽に職員健康管理担当という窓口を活用して頂きたいと思っています。ぜひ一緒に安全に元気に楽しく働きましょう。
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チームの主な活動は、転送・転落リスクの高い患者さんのラウンド、カンファレンス、マニュアルの保守管理、遵守状況の把握や院内の転倒・転落の内容、件数の把握です。メンバーには、日本転倒予防学会の転倒予防指導士の資格取得者がおり、その知識やスキルを生かしてチーム活動にあたっています。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 合計 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
入院 | 転倒3a以下 | 19 | 12 | 12 | 17 | 13 | 9 | 11 | 12 | 29 | 9 |
14 |
18 | 175 |
転落3b以上 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 8 | |
転倒3a以下 | 6 | 10 | 3 | 8 | 9 | 9 | 6 | 3 | 11 | 2 | 8 | 10 | 85 | |
転落3b以上 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | |
合計 | 29 | 22 | 15 | 25 | 23 | 19 | 18 | 15 | 43 | 11 | 22 | 28 | 270 | |
延入院患者数 | 12,887 | 12,789 | 13,019 | 13,457 | 13,357 | 13,130 | 13,500 |
13,310 |
14,216 |
14,565 |
13,550 | 14,514 | 162,294 | |
発生率 | 2.25% | 1.72% | 1.15% | 1.86% | 1.72% | 1.45% | 1.33% | 1.13% | 3.02% | 0.76% | 1.62% | 1.93% | 1.66% | |
発生率(3b以上) | 0.31% | 0.00% | 0.00% | 0.00% | 0.07% | 0.08% | 0.07% | 0.00% | 0.21% | 0.00% | 0.00% | 0.00% | 0.06% |
高齢社会に伴い、入院治療を受ける高齢者の割合が多くなっています。認知機能低下等により、行動・心理症状や意思疎通の困難さが見られ、身体疾患の治療への影響が見込まれる場合には、多職種と連携し、せん妄への対応方法や予防的関わり方を病棟看護師と検討し治療が円滑に受けられるように専門職チームで関わり支援します。
身体拘束率2023度
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
入院患者数 | 12,887 | 12,787 | 13,019 | 13,456 | 13,356 | 13,130 | 13,499 | 13,310 | 14,224 | 14,563 | 13,550 | 14,513 | 162,294 |
拘束患者数 | 1,119 | 1,196 | 1,157 | 1,298 | 1,475 | 1,260 | 1,184 | 1,436 | 1,641 | 1,401 | 1,370 | 1,679 | 16,216 |
拘束率 | 8.7% | 9.4% | 8.9% | 9.6% | 11.0% | 9.6% | 8.8% | 10.8% | 11.5% | 9.6% | 10.1% | 11.6% | 10.0% |
褥瘡発生リスクが高い患者さんには褥瘡予防対策を行い、入院時すでに褥瘡を保有している、または褥瘡が発生した場合にはなるべく早く治療するよう、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・理学療法士の多職種で協働しています。局所ケアだけでなく、患者さんを取り巻く療養環境を調整し、よりよいケアが提供できるようにしています。
新規褥瘡発生率 2023年度
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Drpth(深さ)d2以上 | 9 | 7 | 4 | 10 | 19 | 10 | 11 | 10 | 10 | 13 | 10 | 12 | 125 |
延べ入院患者数 | 12,887 | 12,789 | 13,019 | 13,457 | 13,357 | 13,130 | 13,500 | 13,310 | 14,216 | 14,565 | 13,550 | 14,514 |
162,294 |
Ⅱ度以上の新規褥瘡院内発生率 | 0.070% | 0.055% | 0.031% | 0.074% | 0.142% | 0.076% | 0.081% | 0.075% | 0.070% | 0.089% | 0.074% | 0.083% | 0.077% |
災害発生時、早急に行うべき事は災害医療体制の確立です。大規模災害時は全国から医療チームが集結しますが、指揮系統が確立されていないと十分な活動が行えないどころか被災地の負担を増やしかねません。定期的に研修や訓練に参加し練習しておくことが大切だと感じています。救護活動は情報伝達がとても大切です。実際に救護へ行くとメンバーのほとんどが初対面のうえ、慣れない土地での活動です。コミュニケーションや良好な人間関係を構築する力が求められます。これは日々の患者さんやスタッフとの関わりで成長できるように心がけています。
日本赤十字社のこころのケアは、すべての被災された方々と支援する方々を対象としています。東日本大震災では被災者、支援者ともにこころに大きなダメージを受けました。災害は必ず起こります。こころの健康は、身体にも影響を及ぼします。こころのケアは、心理社会的支援と呼ばれるものです。“こころ”と言いますが、心理的ニーズだけではなく社会的ニーズに対応することがこころの支援に繋がることがあります。常に被災者に寄り添い、力となれるように被災者が立ち直っていく手助けができればと思い活動しています。
講習の対象は、医療職から一般の方、年齢も高校生からと幅広い年代の方々のため、平易な言葉や表現に努めています。講習後のアンケートに「楽しく取り組めた」「自分でもできそう」という内容を見ると微力でも発信していくことの喜びを感じます。日常の生活に潜む傷やケガの応急処置を学ぶことを通して、「救命の連鎖」がつながることは、まさに赤十字活動の普及、赤十字の使命を具現化している活動といえます。少し緊張が伴う講習ですが、受講生の皆さんが楽しく技術習得に取り組めるよう努めていきます。
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Ishinomaki