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各国の赤十字社を通じて寄せられた海外救援金を財源の一部として、2015年5月に完成。災害医療のスペシャリストの育成、データの蓄積・研究、関係機関への啓発活動などを行っています。また、赤十字の使命として、有事の際に自己完結型の救護体制を整備できるよう各種訓練を定期的に開催し、救護員の養成に力を入れています。2018年には原子力災害拠点病院にも指定されたことから、有事に備え、原子力災害にかかる専門的な研修等も実施しています。
当院では救護班を9つ編成し、災害発生時迅速に救護班を派遣できるよう体制を整えています。近年では、熊本地震、西日本豪雨災害、北海道胆振東部地震など各地で発生する自然災害に救護班・職員を派遣してきました。また、平時はイベント救護(花火大会・スポーツ競技・航空祭)にも救護班を派遣し、地域に密着した活動を多数行っています。
日本赤十字社は国際赤十字の一員として、海外の災害救援や保健衛生の向上のために医療要員を派遣し、国際貢献に努めています。当院からも2005年のスマトラ島沖地震・津波災害に対する救援活動や2017年から続くバングラデシュ南部避難民の支援活動など、これまでに国際救援要員として延べ10名を派遣しています。
病院紹介
Ishinomaki