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2009年7月に開設して以来、3次の救急患者を24時間体制で受け入れている救命救急センター。「断らない救急」を基本理念に、重症救急患者に対応しており、地域で発生する救急搬送の
約62%を受け入れています。
周辺医療圏を含む圏域の重症患者を受け入れるため、手術室8室を配置する手術センターの他、高機能病棟のICU、地域周産期母子医療センターとしてNICU・LDRを整備するなど、さまざまな診療機能を有しています。
東日本大震災時、圏域で唯一機能した拠点病院として、発災直後に災害対策本部を立ち上げ、約1時間後にはトリアージエリアを設営。翌日以降は多数の傷病者が押し寄せるなか、全国各地からの支援チーム、行政等の関係機関などと連携し、国内最大規模といわれる大災害の混乱を乗り切りました。当院では、この経験を伝えていくために「災害医療研修センター」を開設。全国の医療従事者や市民への教育活動を行うとともに、災害時に機動的に活動できるよう連携体制の強化を図ります。
当院では、患者さんのかかりつけ医である開業医の先生や回復期医療・療養・在宅医療などを担う地域の医療機関・福祉関連施設の方々と連携を図り、切れ目のない医療・介護サービスを受けられる体制の構築に努めています。
患者さんへより安全で質の高い医療を提供するために、当院では組織横断的な取り組みを展開しています。医療安全に関する教育・システムの構築を図るとともに、職員のスキルアップを支援する体制を整えながら、職員が患者さんのサポートに全力を尽くせるよう、労働環境や制度の整備を行っています。
病院紹介
Ishinomaki