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公認心理師(臨床心理士、臨床発達心理士)

公認心理師(臨床心理士、臨床発達心理士)

現在募集はありません。

現在、常勤スタッフ5名(公認心理師5名のうち、臨床心理士3名、臨床発達心理士2名)が在籍しています。

当院は、宮城県の地域医療や高度医療を担う総合病院であり、当課でも、幅広い領域で心理支援やこころのケアを提供しています。主な業務としては、個室やベッドサイドでの心理面接・心理検査、多職種によるチーム活動やカンファレンスへの参加などがあります。

心理検査は、知能検査や発達検査(ウェクスラー式検査各種、田 中ビネー知能検査、新版K式発達検査等)、学習障害に関する検 査(ひらがな読み検査、読み書きスクリーニング検査等)、認知機 能検査(HDS-R、時計描画、COGNISTAT等)、性格検査(YG性格検 査、PFスタディ、ロールシャッハテスト、バウムテスト等)、うつや不 安に関する検査(EPDS、STAI、SDS等)などを取り揃えており、患者 さんのニーズに応じて実施しています。

新卒・既卒を問わず、スタッフ全員が幅広い領域で活躍すること ができるよう、課内の体制をしっかりと整えています。自己研鑽の 機会も豊富で、院内研修会や課内勉強会が頻繁に開催されてい る他、各種学会参加や資格更新の際には助成を受けることが可能です。

小児科 主に発達外来において、発達障害を抱えるお子さんや心身症が疑われるお子さんとそのご家族に対して、心理検査や心理面接による支援を行なっています。必要時には、関係者を集めたケース会議や、所属機関に向けたコンサルテーションも行います。また、NICU(新生児集中治療室)においても、早産となったお子さんや障害を抱えて生まれたお子さんとそのご家族に対して、多職種と連携しながら心理的サポートを行なっています。
産婦人科 主に周産期メンタルヘルスに関わる領域で活動しています。産後うつに関するスクリーニング質問紙の活用、心理面談の実施、多職種との連携を通して、産前から産後までの連続した心理的サポートを提供しています。必要時には、地域の保健師や各種関係機関と協力しながら、赤ちゃんとそのご家族のサポート体制の構築に関わることもあります。
精神科 当院は精神科病床が設置されていないため、入院をして身体疾患を治療される患者さんとの関わりがメインです。患者さんの入院生活の中で、精神的なケアが必要となった際に、心理的なアセスメントやサポートを行なっています。
緩和ケアチーム 入院患者さんの体のつらさや心のつらさを和らげるために、 チームの一員として主に心理的なサポートを行っています。ベッ ドサイドでの心理面接を中心に、患者さんの心の状態をチーム メンバーや病棟スタッフと共有し、多職種で連携しながら、患者 さんがよりよい生活を送れるよう支援しています。
認知症ケアチーム 認知症の患者さんやせん妄リスクの高い患者さんに対し、チームの一員として心理的なサポートを行なっています。患者さんのご家族やその関係者に対し、ケアに関する助言を行なうこともあります。定期的なカンファレンスやラウンドへの参加、認知症周辺症状やせん妄症状の改善を目的としたデイケア、各種認知機能検査なども実施しています。
職員メンタルヘルス・付属看護学校学生相談 当院の職員や付属の看護学校の学生に関する相談対応も行なっています。心理面談の実施だけでなく、関係者に対して関わり方や対応方法に関するコンサルテーションも行います。また、必要時は院外の専門機関へとつなぐ役割を担うこともあります。
災害支援 赤十字病院の職員として、大規模な災害が発生した場合には、派遣依頼に応じて全国各地に出向き災害支援を行ないます。また、実際に派遣されない場合にも、派遣された職員が帰還した後の職員フォローに携わることがあります。日本赤十字社主催の災害時のこころのケアに関する各種研修も受講可能です。

三浦 祐輔 (2021年入職 : 既卒)

心理職は病院や学校でひとり職場であるという場所も少なくないと思います。私も以前は単科精神科病院に務めていましたが、ひとり職場で結果の解釈や所見の書き方、自己研鑽(SVや勉強会)など、よく悩むことがありました。

当院では、複数の公認心理師が在籍しており、定期的にミーティングや勉強会を行なっています。皆さんフレンドリーということもあり相談しやすい環境で、周囲のサポートを受けながら、日々の業務に励むことが出来ているように感じています。また、研修会等への参加も推奨されており、課内の勉強会も含め、自己研鑽に励むことが出来る点も良いと感じています。総合病院では、関わる領域や病気の知識など多岐に渡る大変さもありますが、患者さんや患者さんを支える方々と接するにあたり、多職種と協働することも多く、その分考える幅が増え、視野が広がったように感じています。

柴 春菜 (2021年入職 : 既卒)

志望の決め手となったのは、オンライン見学での先輩たちの雰囲気でした。勤務スケジュールやよく実施する心理検査について丁寧に教えてくださったので、これまで自分が病院や学校で勤務してきた経験や知識がどんな風に現場で生かせそうかイメージしやすかったです。緊張している私へ優しく声をかけてくださり、質問に対して自分の経験など交えながら真摯に答えてくださる姿を見て「困ったときもきっと相談しやすい職場だろうな」と思いました。そのおかげで入職後もギャップを感じることなく、先輩たちと相談しながら日々の業務に励んでいます。業務内容や活動領域は多岐に渡りますが、新しいことを常に学び続ける姿勢と柔軟な対応力があれば、とてもやりがいを感じられる仕事・職場だと思います。

石垣 真由子 (2020年入職 : 新卒)

大学院生の頃から病院臨床に興味を持っていました。この病院に決めた理由のひとつは、総合病院という組織において、多岐に渡る診療科に心理職が関わることができるというところです。当院では、面談室での個人面接という形での心理臨床だけでなく、チーム活動における多職種連携やコンサルテーションなど、幅広い心理支援のあり方について学び、それを実践することができます。また、東日本大震災の影響もあり、院内での“臨床心理課”の認知度も高いため、医師や看護師に限らず、様々な職種と連携しながら患者さんの支援にあたる機会が非常に多いと実感します。

大学や大学院で学んだ知識だけでは足りないと思う部分も多くありますが、その都度先輩方や他職種のみなさんに教えてもらいながら日々勉強しています。新卒での入職者には、総合病院の心理臨床について、段階を踏んだ研修や育成計画が用意されており、それに則りながら丁寧に経験を積んでいくことができるため、安心して働くことができると思います。

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